それぞれコンセプトが違うので、理想的には両方持って適した時期に着分けることです。
ですが、どちらかしか選べない方も多いので、選び方には慎重になってしまいますね。
この記事では、アークテリクス・アトムシリーズのアトムLTとアトムARについて、両方持っている私が実際に使用して比較してみた感想を伝えます。
アトムLTとアトムARの違いについて詳しく解説し、どちらのモデルが自分に適しているかを判断するポイントを紹介します。
結論から言うと、それぞれの使い分けとしては次の通りです。
(現:アトム)
・アトムAR → あまりアクティブには動かない時・街着での保温着として推奨
(現:アトムヘビーウェイト)
この様に分けて頂ければ、間違いないと思います。
アトムLTとアトムARの選び方や使い分けについて詳しく解説していきますので、気になっている方は是非チェックしてみてください。
アトムLT(現:アトム)とアトムAR(現:ヘビーウェイト)で失敗しない為の選び方
アトムLTとアトムARの大まかな使い分けとしては次の通りです。
(現:アトム)
・アトムAR → あまりアクティブには動かない時・街着での保温着として推奨
(現:アトムヘビーウェイト)
もし、アトムシリーズを一つしか購入できない!という縛りがあるのであれば、LTの方がオススメです。
LTの方が着用できる期間が長いというのが最大の決め手で、真冬は単体アウターとしては厳しいですが、LTの上にシェルジャケットを着用して雨・雪・風・冷気の対策を行えば真冬でも対応できます。
アークテリクスのアトムシリーズについて
アークテリクスのアトムシリーズは、耐候性のある化繊中綿を使用した保温着のシリーズです。
保温性・耐久性・携帯性に優れた人気のシリーズで、噂でですが、アークテリクスの社員さんが必ず所持していると言われるほどの品です。
アトムシリーズの中にもグレードがあり、「SL」「LT」「AR」の3種類があります。
それぞれのグレードの意味は以下の通りです。
LT=ライト(現:表記なし)
AR=オールラウンド(現:ヘビーウェイト)
この3種類のグレードにより保温性が異なっており、SL < LT < AR の順で保温性が高くなっていきます。
また、それぞれのグレードで「フーディ」「ジャケット」「ベスト」、一部で「アノラック」のタイプがあり、バリエーションが豊富です。
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アトムLT(現:アトム)とアトムAR(現:ヘビーウェイト)の違い
スペックの比較
アトムSL | アトムLT (現:アトム) |
アトムAR (現:アトムヘビーウエイト) |
|
フィット | トリムフィット | トリムフィット | レギュラーフィット |
保温性 | ⭐️☆☆☆☆ | ⭐️⭐️☆☆☆ | ⭐️⭐️⭐️☆☆ |
中綿量 | ⭐️☆☆☆☆ (コアロフト40) |
⭐️⭐️⭐️☆☆ (コアロフト60) |
⭐️⭐️⭐️⭐️☆ (コアロフト120) |
防風性 | ⭐️⭐️☆☆☆ (生地:ヨーノ20) |
⭐️⭐️☆☆☆ (生地:ヨーノ20) |
⭐️⭐️⭐️☆☆ (生地:ヨーノ30) |
重量 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆ (260g) |
⭐️⭐️⭐️☆☆ (365g) |
⭐️⭐️☆☆☆ (475g) |
着用時期
アトムLTとアトムARで、それぞれの着用時期でおすすめなのが次の通りです。
AR:1〜4月、11月〜12月 (5〜10月以外)
大きく分類すると、この様な印象です。
それぞれの特徴
アトムLTとアトムARを比較して、私なりの見解ですが
アトムLT:保温性・運動性・通気性のバランスが取れている
タウンユースでも使えるが、どちらかと言えばアウトドア重視で、行動着としての使い勝手が重視されている。
アトムAR:保温性を重視している
アウトドアでのミドラーとしての保温着、タウンユースでのアウター使いと、使用できる幅が広い。
サイズ感と使用感
アトムLTは体にピッタリとフィットするトリムフィット、アトムARは着用感にゆとりのあるレギュラーフィット、それぞれで着用感が違います。
フィットデザインの違いにより、アトムLTは行動着として、アトムARはアウトドア中の休憩時や普段使いの保温着として使いやすい仕様となっています。
使用感やサイズ感などを詳しく知りたい方は、次のレビュー記事を参考にしてみてください。
>>関連記事:【アークテリクス】アトムLTフーディ(現:アトムフーディ)をレビュー!寒いは本当?サイズ感や使い勝手を解説
>>関連記事:【アークテリクス】アトムARフーディ(現:アトムヘビーウェイトフーディ)をレビュー!サイズ感や寒いの?の疑問を徹底解説
外観の比較
フード部
細かな外観の違いですが、フード部にも違いがあります。
LTのフードは、開口部がゴム使用になっていて、調整なしでフィット感が高まる様になってます。
ARのフードは、上の所にツバが設置されています。 不意の雨雪に降られても、ツバが防いでくれて視界が確保しやすくなってます。
また、開口部はドローコードで調整する仕様になっています。
生地表面
表の生地感も、左のLTは滑らかな質感ですが、右のARは格子状のリップストップ系の外観になっています。
また、私のLTは旧モデルのため、アークテリクスのロゴはプリント仕様です。
最近のモデルは、右のARの様にロゴは刺繍仕様になっています。
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アトムLTとアトムARは2023FWモデルから名称変更
2022年頃から、アークテリクスのアイテムで名称変更の動きがみられる様になりました。
アトムシリーズでも2023FWの秋冬モデルから名称が変更になります。
名称は変更になりましたが、ジャケットの仕様に至っては変更ありません。
2023年モデル以降でアトムLTフーディが欲しい方はアトムフーディを、アトムARフーディが欲しい方はアトムヘビーウエイトフーディを選んでいただいて全く問題ありません。
まとめ:アトムLT(現:アトム)とアトムAR(現:ヘビーウェイト)の違いと失敗しないおすすめの選び方
アトムLTフーディとアトムARフーディ、それぞれの選び方を解説しました。
結論から言うと、それぞれの使い分けとしては次の通りです。
(現:アトム)
・アトムAR → あまりアクティブには動かない時・街着での保温着として推奨
(現:アトムヘビーウェイト)
極論を言うと、「両方持ち」がおすすめです。
どちらか一つだけ、という縛りでアトムLTをおすすめしましたが、比率的にはLT:AR=6:4くらいの割合です。
ご自分の目的に合わせてピッタリのアトムはどれか、是非参考にしてみてください。
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