2024年3月5日にAppleより新型のMacBook AirになるM3チップ搭載モデルの発表がありました。
2023年11月にM3チップのMacBook Proが発表されたことで、MacBook AirのM3チップ搭載モデルの登場を待ち侘びた人も多いでしょう。
ですが、M3 MacBook Airの登場に合わせてM1 MacBook Airが廃番となりました。
AppleシリコンのMシリーズを初めてMacBook Airで搭載したのがM1 MacBook Airであり、2024年時点で最新モデルのM3が出た今でもM1をオススメできるくらいに非常に優秀でした。
実店舗やApple整備済み認定品であれば購入はできますが、メモリやストレージの追加といったカスタマイズができないので、標準仕様で物足りない方にとっては選べる選択肢がなくなってしまいます。
そうなると、MacBook Airを買おうとしている方がM2とM3のどっちを選べばいいか?迷う方が出てきます。
結論から言うと、ほとんどの人はM2 MacBook Airを選んでもらって問題ありません。
・連続稼働時間も同じ
・13インチサイズで十分であればM3を選ぶ理由がない
・M3の登場でM2が実質値下げになりコストパフォーマンスが上がった
そう言える理由をM2とM3を比較して解説していきますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
MacBook Air M2とM3の違い
・処理速度の違い
・サイズと価格差の違い
・稼働時間の違い
チップ性能の違い
M2チップとM3チップの性能についてです。
M2からM3へ進化したことでも共通する点が次です。
- 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
- 最大10コアのGPU
- 16コアNeural Engine
- 100GB/sのメモリ帯域幅
そして、M2からM3へ進化して追加した機能がハードウエアアクセラレーテッドレーシングです。
この機能は、3D画像のような奥行きのある画像の臨場感がUPする機能です。
主に動画編集・画像処理を専門とするプロや、ゲームでの臨場感を追求したい方にとっては喜ばれます。
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処理速度の違い
チップ性能の進化とともに、処理速度も向上しています。
- M1と比較でM2は最大1.4倍
- M1と比較でM3は最大1.6倍
M1チップと比較すると、最大処理速度は1.6倍にまで向上していますが、M2とM3を比較すると、その差はあまり大きくは開いていません。
- M2と比較でM3は最大約1.14倍
この処理速度についても、あくまで最大負荷をかけた状態での処理速度を指していますので、長時間に及ぶ動画編集作業のような負荷の高い作業を行うことで差を体感できます。
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サイズと価格差の違い
M2 MacBook Airは、M3が登場する前までは13インチと15インチがありましたが、M1がなくなりM3が登場したことで15インチが廃盤となりました。
その代わりに新しいM3 MacBook Airで13インチと15インチの2種類がラインナップされています。
ちょうど立場的に、M1があった時と比較してM1→M2、M2→M3のポジションにそのまま入れ替わったような感じになりました。
M2とM3、13インチと15インチでの価格差は次の通りです。
製品 | 価格(税込) |
13インチ M2 MacBook Air | 148,800円 |
13インチ M3 MacBook Air | 164,800円 |
15インチ M3 MacBook Air | 198,800円 |
※価格はカスタムなしの標準仕様
近年の円安の影響でM3 MacBook AirはM2 MacBook Airよりも高くなると予想していましたが、価格はM2 MacBook Air登場時の価格据え置きで登場しました。
その代わりM2 MacBook Airが値下げされ、初登場時の標準仕様で164,800円だったのが148,800円に値下げされました。
そしてM3 MacBook Airが出た時点での価格差です。
13インチ同士では16,000円の価格差、13インチ M2 MacBook Airと15インチ M3 MacBook Airでは50,000円の価格差です。
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稼働時間の違い
稼働時間はM2とM3は同じ最大18時間となり、13インチと15インチも変わらずです。
まとめ:ほどんどの人はM2を選んで問題なし
・連続稼働時間も同じ
・13インチサイズで十分であればM3を選ぶ理由がない
・M3の登場でM2が実質値下げになりコストパフォーマンスが上がった
・15インチモデルを使いたい人
・新しいものを使うのが好き人
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