アウトドアだけじゃ勿体ない!日常でも年中使える快適素材メリノウール【解説】

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服の素材として「メリノウール」という言葉は少なからず聞く事があると思います。

メリノウールって実際どんな素材なのか?

一体どんな機能があるのか?

気になる方も多いかと思います。

メリノウールはアウトドア用品としても取り上げられる素材ですが、日常使いでも非常に優れています。

そしてウールと聞くと冬場をイメージしてしまいますが、実は1年中通して使える程の万能性がある素材でもあります。

そんなメリノウールについて解説しますので、是非チェックしてみてください。

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メリノウールとは

ウールの名が付いている事からもわかる様に、羊の毛の事です。

メリノウールは、その羊の中でも「メリノ種」と呼ばれる種類の羊から取れる毛の事です。

メリノ種はオーストラリアやニュージーランドで飼育されている羊で、その羊から取れる毛は羊毛の中でも非常に高品質は毛と言われています。

高品質で機能性も高い為、機能性を求められるアウトドア用のインナーとしても注目され、人気の高い生地です。

 

メリノウールの特徴(メリット)

・天然のエアコン機能(保温・保湿・通気性)
・汗離れの良さ
・肌触りの良さ
・高い抗菌性と防臭力

・天然のエアコン機能(保温・保湿・通気性)

メリノウールは毛の繊維が非常に細かく、毛の表面には鱗状の繊維があります。

この構造のお陰で、メリノウールの繊維は空気を含みやすく保温力が高いです。

この繊維は空気中の水分を保湿する機能もある為、乾燥し過ぎを防いでくれます。

そして空気を含み易い特性があるのですが、実は通気性もいいのです。

実際、羊があれだけフサフサな毛で暑い夏場も過ごしている事より、ウールの毛は通気性もいい為、暑くなった際は過剰な熱を放出する事ができます。

ウールは寒い時に使う素材というイメージがありますが、その特性から年中使える機能が詰まった素材でもあります。

正に天然のエアコン機能ですね。

 

・汗離れの良さ

メリノウールは保湿する機能はありますが、大部分の水分は含む事がないので、汗をかいた際にも汗を素早く吸い上げて肌から遠ざけてくれます。

保湿性がある分、速乾性というのは若干落ち気味になりますが、肌に汗が残りにくいので汗冷えを防ぎ易いです。

 

・肌触りの良さ

一般的なウールだと、毛の繊維が肌に触れるとチクチクする事がありますが、メリノウールは毛の繊維が非常に細かい為、チクチク感が殆ど気になりません。

肌触りが良いので、肌の弱い方にも実は向いている素材でもあります。

 

・高い抗菌性と防臭力

メリノウールは天然繊維で免疫機能がある為、素材自体に抗菌性があります。

細菌・バクテリアの増殖を防いでく、臭いの素から絶ってくれるので防臭力が高いです。

その為、何日も洗濯しなくても嫌な臭いが発生しにくいので、アウトドアでは好まれる人が多いです。

また、その抗菌性と防臭力から、洗濯した時の生乾き臭が出難いです。

 

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メリノウールの難点(デメリット)

・天然素材の為、虫食いに注意
・毛玉ができ易い
・値段は少し高め

・天然素材の為、虫食いに注意

メリノウールは天然繊維の為、虫が好んで食べてしまいます

使わない時の保管には、虫食いにあわない様に注意が必要です。

 

・毛玉ができ易い

繊維が細かい事もあり、繊維同士が絡み易いので毛玉ができ易い傾向があります。

見た目で毛玉が気になり出したら、毛玉取りをするなりしてメンテナンスを小まめにする必要があります。

メリノウール100%の生地は特に毛玉になり易いので、気になる方はメリノウール混合の生地の製品を選ぶという手もあります。

 

・値段は少し高め

メリノウールの生地は綿やポリエステル等の化繊生地と比べると、値段は少し高い分類になります。

本格的なアウトドアブランドのアイテムだと、Tシャツを例にしても、綿や化繊生地の物と比較しても3〜4倍の値段の物も沢山あります。

最近では、ワークマンをはじめとする低価格帯のアイテムも出始めているので、メリノウールのアイテムを手に取るのはそこから始めてみるのも良いかと思います。

 

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まとめ

快適な機能が満載なメリノウールは、アウトドアだけの特定のシーンだけで使うのは勿体無いと思います。

これらの機能は日常でも快適に過ごすのにも欠かせないものでもあります。

デメリット以上にメリットの恩恵が高いので、是非ともメリノウールを試してみてください。

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