19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDインプレ!アジングもOKなライトスペシャルロッド

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海のライトゲームで愛用している19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDのインプレをお届けします。

このレビューでは、実際の釣りシーンでの使用感や性能に焦点を当て、良い点だけでなく、改善の余地も含めて詳細に解説していきます。

私が感じた使い心地やメリット、デメリットを話しますので、購入を検討している方々にとって参考になると思います。

19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDに興味を持っていただいた方は、是非チェックしてみてください。

↓ライトゲームでも人気の19ワールドシャウラテクニカルエディションを見てみる↓

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19ワールドシャウラテクニカルエディションについて

ワールドシャウラテクニカルエディションのイメージ画像

19ワールドシャウラテクニカルエディションは、どの様なロッド?

ワールドシャウラテクニカルエディションは、2019年にワールドシャウラシリーズの一種として新しく登場したロッドです。

ワールドシャウラのシリーズ中では最もライトな分類になり、エリアトラウトをメインターゲットとしつつ海のライトゲームにも展開できるスペックがあります。

フリースタイルであるワールドシャウラの特徴が色濃く出ているライトロッドのシリーズです。

 

【商品説明】
細身にして強靭。魚種、フィールドを問わず活躍するライトルアースペシャル!
世界中のルアーターゲットに対応するワールドシャウラシリーズ。2~4lbライン、0.6~6gのルアーに適合するテクニカルエディションは、ワールドシャウラシリーズ中、最も細身に作られたライトルアー対応のスペシャルロッドです。スパイラルXコアの採用で細身ながらもファイトはパワフル。パワーランクが上がるほど先調子に設定することで、すばやい泳ぎの魚に対してもドラグを有効に活用。巻き感度を向上させるフルカーボンモノコックグリップも搭載し、エリアトラウトやライトソルト、ライトなグローバルフィッシュなど、ワールドワイドに活躍します。
引用:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション

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今回インプレするS66L-2/MDのスペック

品番 S66L-2/MD
全長 6.6フィート(1.98m)
仕舞寸法 133cm
自重 93g
先径 1.4mm
ルアーウエイト 1.5-10g
適合ラインPE 0.5-1号
グリップタイプ カーボンモノコック
本体価格 54,600円

 

19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2_MDの性能表のイメージ画像

出典:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション
S66L-2/MDは全体的にハリのある感触が強いため、積極的にアクションし、ターゲットからのアタリがあったら積極的にこちらから掛けにいく、攻めの姿勢が強い性格のロッドです。
ワールドシャウラテクニカルエディションの対象魚表の画像
出典:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション
出典:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション

S66L-2/MDはシリーズ中最も長さとパワーのある番手で、エリアトラウトからライトソルトまで狙えるターゲット層も広く、ライトな分類でも比較的大型のターゲットを相手にするのに適しています。

1本で何でもこなしたいオールラウンダーな特性があります。
ワールドシャウラテクニカルエディション-ルアー適応表の画像
出典:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション
S66L-2/MDは、ジグヘッドからジャークベイトといった、メリハリの効いたアクションで操作するルアーの使用に適しています。

【Monster Drive コンセプト】
モンスタークラスとのファイトを想定したモデルです。
繊細なティップに攻撃的なバットを持たせた事で、ドラグが唸るスリリングなファイトにおける安定性を獲得。
引用:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション

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19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDのインプレ

大口径ガイドでライン抜けが抜群

ワールドシャウラテクニカルエディション-S66L-2MDのガイドの写真

19ワールドシャウラテクニカルエディションは、元々エリアトラウトを視野に入れたロッドです。

極寒のエリアトラウトを攻略する際は、水を含みやすいEPラインでは、ラインが凍り気味になってゴワついた感触で使いにくいので、モノフィラのナイロンラインを使う場面も多くなります。

そういったシーンでも対応させやすいように、ライトロッドでも大型のガイドを採用してライン抜けが良い仕様になっています。

その恩恵もあり、極細EPラインを使った海のライトゲームでは、ラインの放出性が非常に高いのでライトリグの遠投にも一役買ってくれます。

S66L-2/MDは1.5gからの使用ウエイトですが、アジングで1g以下のジグヘッドでも割と距離が稼げてしまいます。

 

長過ぎず短過ぎない長さで遠近両方扱いやすい

ワールドシャウラテクニカルエディション-66L-2MDの適合表示部の写真

S66L-2/MDは6.6フィートのレングスで、ライトタックルとしては長過ぎず短過ぎない長さです。

ワームの操作では、ジグヘッドからキャロまで特化した操作性ではないですが、そつなくこなせます。

 

カーボンモノコックで反響感度が高い

ワールドシャウラテクニカルエディション-S66L-2MDのカーボンモノコックの写真

19ワールドシャウラテクニカルエディションは、フォアグリップ以外はカーボンモノコックとCI4+のリールシートで、ブランクすから伝わる振動がダイレクトに反映される反響感度が非常に高いです。

ラインから伝わる水中の情報は勿論、キャスト中のガイドにふれるラインの感触もビンビン伝わってくる程、振動の伝達率に優れています。

繊細なティップではないですが、この反響感度を活かして細かなアタリも積極的に捉えて掛けていくことができるので、スローテーパーでも掛けの釣りが意外と成立できてしまいます。

 

MD(モンスタードライブ)に相応しく大型魚が掛かっても安心

19ワールドシャウラテクニカルエディションのシリーズで最もパワフルなS66L-2/MD。

70オーバーのイトウもターゲットにしたMD(モンスタードライブ)の名の通り、ライトゲーム中でも不意な大物が掛かっても動じることがないパワーで、安心したファイトができました。

アジング中に50オーバーのシーバスやフクラギ・サゴシのような青物がかかることがあっても、ドラグを効かせたファイトはするものの、ロッドがのされ負けすることなく、やり取りも余裕を持ってできました。

 

19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDで感じたデメリット

19ワールドシャウラテクニカルエディションのグリップエンドの写真

強風時はライン絡みが多少ある

キャスト時のライン放出が良い大口径ガイドが使われているお陰で、遠投をする分には有利に働いてくれるのですが、強風時には竿先やガイド周りにラインが絡んでしまうことが多少起こってしまいます。

主に強風〜爆風時の横風で1g以下のジグヘッドを使ったアジングで起きることが多かったです。

ライン自体にヨレが発生している時にも起きやすい現象なので、強風で横風の時にはキャスト後のライン処理に注意が必要です。

 

思った以上にパワーがあり過ぎる

デメリットと言うべきか微妙なところですが、表記以上のパワーがある様な感触があります。

19ワールドシャウラテクニカルエディションのシリーズ中で最強のS66L-2/MD、パワーがLということもあって他社の同クラスの使用感のイメージでいましたが、それよりもワンランクくらい上のパワーがある様に感じました。

パワー表記はメーカーによって多少の誤差があるのですが、テクニカルエディションを含めてワールドシャウラシリーズはパワー表記に対してワンランク上のパワーがある様に感じます。

ライトソルト全般で考えると、19ワールドシャウラテクニカルエディションならULパワーくらいが丁度良いのではないかといった印象です。

アジングで使用するには30cmの尺以下サイズではパワーを持て余すくらいで、40cm以上のギガアジを相手にするにも丁度良いか、まだまだパワーに余裕があるくらいです。

 

アジング等のライトゲーム専用ロッドに比べると少し重い

S66L-2/MDは6.6フィートで自重が93gのロッドです。

魚種別ロッドで見れば標準的なスペックの分類になるのかもしれませんが、アジングロッドとして考えると重い分類です。

近年のアジングロッドで例えると、同じ6.6フィート前後では60〜70g台の更に軽量なロッドがたくさんあるので、アジングロッドとして捉えると重く感じてしましいます。

 

19ワールドシャウラテクニカルエディションの口コミ評判

ワールドシャウラテクニカルエディションのイメージ画像

出典:シマノ公式・ワールドシャウラテクニカルエディション

19ワールドシャウラテクニカルエディションの口コミ評判です。

投稿件数が少ないのですが、ネット通販大手のAmazonでの口コミ評判がありましたので参考にしてみてください。

件数が少ないですが、星4以上の評価で好評な印象です。

 

Amazonでの口コミ評判

19ワールドシャウラテクニカルエディション-Amazonカスタマーレビューの画像

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️素晴らしい

2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

飛距離◎ 5gスプーンで35mは軽く出ます(PE 0.3号)
感度◎  PE/エステル使用時はボトムの凹凸が読み取れます
掛け◎  ショートバイトも積極的に取りに行けます
乗せ○  ファーストテーパーのお陰で全く出来ない訳ではありません
操作性△ 身長169CMでは少し長い 特にリリース時に弊害あり
重量△  エリアでは重いロットです(19ヴァンキッシュ2000sでバランス取り)
価格△  分っていた事ですが高い 国外製・レインボーコート無ならもう少し価格を抑えて頂きたい
所有欲◎ これは文句なし
以上良し悪し在りますが、トータルで大満足です。

2021年11月8日に日本でレビュー済み

テクニカル62L使用。普段はレギュラーサイズの多い場所でトーナメント系ロッドで釣りしてます。レギュラーサイズの多いエリア、大型の多いエリアでそれぞれ使った印象です。

テーパーといい、もっちり弾性といいこのシリーズは管釣りロッドですね。これでできる他の魚種は渓流ロッドでもできますし、そこに関しては好き好きなので良いかと。

ブランクの印象ですがワーシャ好きの方からするとワールドシャウラ2650FFのバットを無くし低弾性化した印象といったほうが伝わりやすいでしょうか。2650はドナ60でもバットが棒なので竿の曲がり感的には62Lでやっと釣り合いが取れたといった感じ。

硬いですが芯がありながらもっちり感もある独特なブランクで操作系プラグ、重量級スプーン(2.5以上)、爆風などの悪天候には竿が風で持っていかれず扱いやすいです。ルアーはもっと細かくいうとトップや底物系が抜群です。放流やレギュラーサイズでも引きがやたら強いエリアやあまり走らせたくない場所での使用も個人的にはとても好感触。また、もっちりブランクのおかげか1.6g前後のスプーンの巻きでもフロロ、ナイロンともにそこそこやり切れるだけの懐の深さはあります。つまり間が少ない、口の中に針が残りにくい、ということはあまりありませんでした。悶絶タイムでも間があってればなんとかなるでしょう。2650+ナイロンでエリモン使うと急に間が狭くなるようなことも62Lではありませんでした。エリモンもよく売っている通常のフックの強度も使い切れます。しかし、2g以下だとULの方が圧倒的にキャストしやすいのでその場合はULがいいでしょう、Lは硬すぎます。

ガイド数は7発で昨今のロッドに比べると1発少なめなのも飛距離やしなやかさに影響してるかなと。ガイド口径も大きいですし。ただ1番手前のATガイドはナイロン(3・4・5ポンド)でもフロロ2ポンドでもブレーキがかかるように感じます。ワールドシャウラ2650FFの抜けの素晴らしさを体験してるからかガイドを付け替えたくなりました。

カーボンモノコックですが残念ながら私には感度の恩恵は受けられませんでした、というのも人によって手の敏感に感じるところ(神経の集まり方)が違うらしいです。私は指の付け根に集中してるので全く恩恵を受けられず…熱い缶コーヒーを手のひらで持てない人は恩恵を受けられるかもしれません。

癖のある62L、これはこれで中々バランスよくて面白いロッドですよ!普通の管理釣り場ならSULかULを絶対におすすめします。
ULは放流、クランクに。SULはアンダー1gから小さめのクランクで使い分けが効くはずです。あとは間次第でどちらのロッドでも対応できるはずですので。

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まとめ:19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDはアジングもOKなのにパワフルなライトスペシャルロッド

ワールドシャウラテクニカルエディション-S66L-2MDの写真
19ワールドシャウラテクニカルエディションS66L-2/MDを実際に使用してみたインプレッションのまとめです。
  • 長過ぎず短過ぎない長さで、遠近両方そつなくこなせる
  • 大口径ガイドで遠投がしやすい
  • MDの名に相応しい余裕のパワーで、不意の大物が掛かっても安心
  • 強風時にはライン絡みに注意が必要
  • ライトソルト専用ロッドと比べると少し重い
ライトソルト全般を考えて愛用しているS66L-2/MD、ややオーバーパワー感があるものの、逆に不意な大物が掛かっても何の不安も感じずに安心して使えます。
機会がありましたら、是非手に取ってみて体感してみてください。
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