【シマノ】24ツインパワーC3000XGのインプレ!使用感や密巻きトラブルなどをレビュー

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24ツインパワーのインプレ記事のアイキャッチ画像 【アウトドア】

シマノの24ツインパワー、フルモデルチェンジしたスピニングリールの中でも注目度の高いリールの一つです。完成度が非常に高く、リール評価に辛口な村田基氏が「18ステラ以上」「100点のリール」と太鼓判を打つほどの実力と言われています。

前評判もかなり高いので、24ツインパワーがデビューしてから興味がありましたが、気になる点もあり購入を迷っていました。

✅実際の使用感はどうだろう?
✅使用中にライントラブルは起きないだろうか?

所有している22ステラなどのリールと比較もしたく、悩んだ上に24ツインパワーC3000XGを購入して使い込んでみました。筆者自身はツインパワーを手にするのは初めてですが、結論として評判通りに完成度が高く、22ステラと見分けがつきにくい位に上質なリールでした。心配視されているライントラブルも、対処法をしっかり行っていれば全く問題ありません。

シマノの24ツインパワーC3000XGを実際に使ってみた使用感やライントラブルなどの点について詳しく解説していきます。

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24ツインパワーC3000XGのインプレ

海をを背景にした20セフィアエクスチューンS86Mと24ツインパワーC3000XGの画像

24ツインパワーは、22ステラのようにリール全体がメタリック調の統一感のあるカラーリングで、上級機種らしい高級感のあるデザインです。比較もしやすくするために選んだ24ツインパワーは、所有している22ステラや23ストラディックと同じ番手のC3000XGです。

エギングで愛用中の20セフィアエクスチューンS86Mと組み合わせてみましたが、ロッドのカラーリングとも調和して一体感のある雰囲気でカッコイイです。

 

24ツインパワーC3000XGの実際の使用感をレビュー

文句なしの剛性感

24ツインパワーC3000XGをグリップする画像

シマノのスピニングシリーズで剛性感を売りにしているコアソリッドシリーズの一角である24ツインパワー。リールフットからボディ本体まで金属製(アルミ製)で作られているため、剛性感は抜群です。

エギングで使用中、潮流れが早い時に強めにジャークした時や、大きな浮込みを引っ掛けてしまい巻き寄せる際など、剛性感があるのでリールが歪む感覚やギクシャクすること無く巻き取ることができます。

 

ステラと同じくらいにシルキーで上質な巻き心地

インフィニティクロスやインフィニティドライブにマイクロモジュールギアといった機構の恩恵もあり、24ツインパワーの巻き心地も抜群にシルキーです。同じ機構の23ストラディックと比較しても、24ツインパワーの方が明らかにシルキーさが上なのを感じます。

22ステラと比べると、その差は殆ど分からない位に上質です。表現が難しいのですが、22ステラを100点とすると24ツインパワーは95〜97点位?何となく22ステラの方が上かな?と言っていいほど一般人の筆者には差が分かりませんでした。ちなみに、23ストラディックの巻感は22ステラと比較して筆者の感覚では75〜80点位です。

 

密巻きの効果でラインの放出感がスムーズ

24ツインパワーC3000XGのキャスト中の画像

23ストラディックには搭載されていなかった超密巻きのインフィニティループが24ツインパワーには搭載されています。

エギングでは暫く23ストラディックばかり使っていたので感覚を忘れていたのですが、24ツインパワーでキャストした時のラインの抜け感がスムーズになったことで、22ステラでエギングしていた時の感覚を思い出しました。

23ストラディックと比較してもスプールからラインが放出される感覚は明らかに違いを感じるので、キャストフィールも良く、キャスティングが楽しく感じてしまいます。

 

24ツインパワーの残念だった所は特に無かった

岩場を背景にした24ツインパワーの画像

実際に24ツインパワーを使ってみて、「ここが残念」と思う点が正直なところ、思い浮かびませんでした。よく巷で言われている批判点については、筆者なりの意見としては問題視していません。

 

巷で残念と言われている点①:金属ボディと樹脂(CI4+)による半プラと言われる点→問題なし

リール剛性の大部分を担っているボディが金属製で、蓋となるカバー部分がCI4+の樹脂製で構成されているのが24ツインパワーです。カバーも含めてオール金属ボディの22ステラと比較して下位互換と言われているので「半プラボディ」と批判される声がありますが、実際の使用に関しては全く問題ないと感じています。

「オール金属ボディ」と「金属ボディに樹脂カバー」との差を感じるとしたら、大型の青物をドラグフルロックでファイトするような釣り方を長期的に行う時でしょう。筆者自身がする範囲の釣りであれば、大物がかかっても殆どの場合はドラグを利用したファイトで乗り切るので問題視していません。

 

巷で残念と言われている点②:重量が重い→問題なし

24ツインパワーC3000XGは重量が215gです。同じ番手で使用している22ステラC3000XGは210g、23ストラディックC3000XGは225gです。

比較対象として同じシマノのスピニングリールでヴァンキッシュC3000XGは170gとなっているので、軽量を謳うリールと比較すると24ツインパワーは重いのですが、実際に使用しているリールと比べても重量差が殆どないので気になりません。

筆者が実釣りで使っているタックルバランス的にも200g台のリールとの相性も良いので、リールが重いと言われる点については全く問題ありません

 

24ツインパワーを使用中の密巻きによるトラブル

24ツインパワーC3000XGでサミングする画像

24ツインパワーには22ステラと同じ超密巻きのインフィニティループが搭載されています。ライントラブルが多いと批判の声も多い密巻きですが、春イカシーズンに風の強い日でも24ツインパワーを使っていてライントラブルの発生はありませんでした。

使い続けるうちに、不意に気が抜けた時にはトラブルが起きることもあるでしょうが、密巻きのライントラブルを予防するための作法を行うことでトラブルに遭うことは殆どありません。

【密巻きのトラブルを予防する方法】
・キャスト後にサミング・フェザーリングで糸フケを処理する
・ラインテンションをかけた状態で巻き取り始める
・スプールにラインを多く巻き過ぎない
・巻き取りの設定を水平〜逆ハの字になるように調整する

密巻きのトラブル予防に関する参考記事はコチラ

 

まとめ:【シマノ】24ツインパワーC3000XGのインプレ!使用感や密巻きトラブルなどを解説

岩場を背景にした20セフィアエクスチューンS86Mと24ツインパワーC3000XGの画像

24ツインパワーC3000XGのインプレと実際に使ってみた使用感をレビューしました。巷で言われている不満点は問題なく、使ってみて非常に満足度の高いリールと感じました。

シマノ最高峰のステラに迫る性能のリールが、ステラの約半分近い値段で手に入れられることを考えると、24ツインパワーは総合評価が抜群なリールです。村田基氏が「18ステラ以上」「100点のリール」と言うのも頷けます。

24ツインパワーの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。村田基氏も太鼓判の24ツインパワーを是非体感してみてください。

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