サンドウィッチマンが寄贈したトイレトレーラーの値段は?能登半島地震でも活躍する実力は

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被災によりライフラインが断たれてしまうと、日常では考えられなかった様々な問題に直面します。

その中でも特に問題になるのがトイレ事情。

上下水道がつかえなくなることで、当然ながらトイレも使えなくなってしまいます。

全国各地から食料品をはじめとする様々な支援物資が被災地に届けられます。

その中には簡易トイレといったものも含まれますが、使った簡易トイレも個数に限りがあり、いつかは限界がきてしまいます。

その様な問題を抱えて迎えた中、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが7日、自身のブログを更新

宮城県気仙沼市に寄贈したトイレトレーラーが能登半島地震の支援のため、石川県輪島市に到着したことを明かしたことが話題となっています。

今回話題となってるトイレトレーラーとは、どの様な車両なのか。

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サンドウィッチマンが寄贈したトイレトレーラー

トイレトレーラーとは?

トイレトレーラーとは、災害時の利用を想定した牽引して移動することのできるトイレ設備のことです。

移動式のトイレとして、災害地等のトイレ設備が不十分な地域で活動することを目的とされています。

トイレ設備は勿論、トレーラーにバッテリーとソーラー発電を備え付けていますので、いつでも、どこでも設置が可能。

今回の令和6年能登半島地震で出動することになったトイレトレーラーは、東日本大震災時にお笑いコンビのサンドウィッチマンが発起人となって開設された「東北魂義援金」より、気仙沼市に寄贈されたもの

トイレトレーラーは1台あたり2,300万円相当のトレーラーになります。

この令和6年能登半島地震では、様々な市町村からトイレトレーラーが出動されて、最も被害の大きかった石川県の被災した各地へ出向いて活用されています。

トイレトレーラー様々な事業者で取り扱っていますが、このサンドウィッチマンが寄贈したトイレトレーラーはJPホームサプライ株式会社で取り扱っている設備になります。

【お知らせ:石川県輪島市へ当社保有のトイレトレーラーを支援派遣します】

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トイレトレーラーのスペック

このトイレトレーラーの気になるスペックです。

トイレとしての基本機能は十分に備わっており、発電システムや空調完備もありますので、場所と季節を問わずに快適にトイレを利用できる環境になっています。

仕様
トイレ室等の仕様 洋式トイレ3個室(うち1室をバリアフリー仕様)
ウォシュレット付暖房便座
LED照明
換気扇
化粧鏡
室内手摺
ソーラー発電システム
室内暖房FFヒーター
電動リフト
ほか

 

「移動式トイレトレーラー」特設サイト

 

 

「みんな元気になるトイレ」プロジェクトから生まれたトイレトレーラー

このトイレトレーラーは、「みんな元気になるトイレ」プロジェクトの一環として誕生した移動式トイレ。

全国の各自治体が購入資金を集めてトイレトレーラーを購入するプロジェクトです。

最終的に全国の1,741市町村が1台ずつ所有することを目指して活動中のプロジェクト。

購入資金は、ふるさと納税を利用して募ることができるので、出資していただく方の負担も少なくて済みます。

日本最初の1台となるトイレトレーラーは、2018年に静岡県富士市に納車されました。

2024年1月時点で、全国に20台のトイレトレーラーが設備されています。

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トイレトレーラーが与えてくれる「安心」というメリット

ライフラインが断たれが被災地にトイレトレーラーが出動されることで、様々なメリットが見込まれます。

  • 牽引して移動できるので、どこでもトイレとして設置できる
  • ライフラインが断たれた被災地でのトイレ問題が軽減される
  • トイレの衛生問題が軽減される
  • 臭い問題が軽減される
  • トイレ時のプライバシーが保護される

ライフラインのままならない環境下で、トイレは衛生面の観点で非常に重要な課題です。

不衛生な環境ではコロナウイルスやインフルエンザ等の感染症の蔓延にも繋がりかねません。

それらの点を大きく改善してくれるトイレトレーラーは、何にも変え難い「安心」を与えてくれる被災地の救世主的な存在ともいえますね。

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被災地のトイレ問題を解消するトイレトレーラー

今回の令和6年能登半島地震をはじめとする大震災で被災にあったさいには、電気や上下水道といったライフラインが断たれてしまいます。

食料問題は勿論のことですが、特に問題視されるのがトイレ問題による衛生面。

不衛生な環境下になると、感染症によるリスクも増えるばかりか、精神衛生面でも悪影響が出てきます。

トイレ問題は、特に体の不自由な方や女性の方にとっては深刻な問題ともなり得るので、この様な移動式トイレが不安解消の大きな足掛かりになってくれます。

簡易仮設トイレと比べても環境も整っているので、安心して使える被災地の力強い味方です。

「みんな元気になるトイレ」プロジェクトも、まだまだ駆け出し状態です。

被災時に役立つトイレトレーラーが、目標としている全国1,741市町村に1日でも早く設置してほしいですね。

 

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