シマノの2025年新作の最新クーラーボックスとしてユニフリーズが登場しました。20Lサイズの大き過ぎず使いやすいサイズでありながら、横長の長方形型で長い魚を入れても綺麗に持ち運べることが大きな特徴です。
最新のロック機構で機密性の向上により保冷力が上がり、オカッパリでも使いやすそうだったので早速購入してみました。今まで使っていたクーラーボックスと比較しながらのユニフリーズのインプレです。
シマノ最新クーラーボックスのユニフリーズについて詳しく解説していきますので、気になっている方は是非チェックしてみてください。
シマノのユニフリーズ実物をインプレ

ユニフリーズは容量20Lサイズのクーラーボックスです。グレードは4種類ありますが、私がチョイスしたのは上から2番目のグレードのCFです。自分の用途的にCFがベストと思い選択しました。ユニフリーズはコスパを重視するならグレードはBSがオススメです。
全体の外観

容量が20Lクラスの小型クーラーボックスは汎用性の高い正方形に近い形の物が多いなかで、ユニフリーズは20Lサイズでありながら大物用で使用するようなトランク型の長方形型クーラーボックスの構造になっているのが大きな特徴です。
蓋を開けた状態

ショアから釣れる魚でも50cm近いサイズや、それ以上の大物も釣れる場合があります。20L以下の小型クーラーボックスでは、そのような魚を釣って持ち帰る際にクーラーボックス内で折り曲がったままになります。横長のユニフリーズなら、20Lサイズでも内寸幅が45cm、斜めなら50cm近い長さがあります。比較的大きな魚が釣れても綺麗な状態で持ち帰ることができるようになります。
内側

クーラー内部の底には水抜き用の栓も設置されているので、中に溜まった水っ気を抜いたり、中だけを水洗いした時の水抜きもしやすい構造です。
蓋

蓋にはロックを解除するノブが左右2箇所設定され、左右どちらからでも開けることができるようになっています。蓋は丸ごと取り外すこともできるようになっているので、洗って乾かす時にも便利でメンテナンス性が良いです。
ハンドル

持ち運び用のハンドルは、厚みもあってシッカリ感があります。ユニフリーズは20Lサイズと小型クーラーボックスの分類になるので、軽量で片手でも簡単に持ち上げられます。
ハンドル根元の取手

ハンドルの根本には手を入れられる取っ手が付いています。ユニフリーズを高いところに持ち上げる場合に丁度良い位置にあるので便利です。
この取っ手の場所を使って、中身が空の状態ならユニフリーズを片手で持ち運ぶこともできますね。
ユニフリーズとフィクセルを比較

ユニフリーズを購入したにあたり、すでに所有しているクーラーボックスと比較してみます。比較対象は同じくシマノのフィクセルライトRS17Lです。何年も前に購入したもので現在は廃盤ですが、エギングやアジングで使用する為に購入したクーラーボックスです。ロッドスタンドも付いていたので、オカッパリでランガンするのにも便利です。
横幅を比較

ユニフリーズとフィクセルライトを比較してみます。ユニフリーズは20L、フィクセルライトは17Lなので、容量は違います。容量が3L分違うとはいえ、並べてみるとユニフリーズが横長なのがよく分かります。ユニフリーズは横長ですが、大き過ぎずコンパクトにまとまったサイズ感です。

ユニフリーズの方がフィクセルライトよりも長さで約1.2〜1.3倍くらい長いような印象です。クロダイやセイゴクラスのシーバスを持ち帰るような時にはユニフリーズは丁度いいのかもしれません。
>>ダイワのクーラーボックスとの比較解説はコチラを参照
高さを比較

高さを比較してみると、ユニフリーズの方がフィクセルライトよりも低い設定です。横長設定の分、20Lサイズに収まる為に高さが抑えられています。
ユニフリーズの気になった点
蓋のロックは手動でする必要がある

ユニフリーズを実際に手に取ってみて気になったのが、蓋を閉める時にレバーを手動でロックする必要があることです。ユニフリーズのレバーが倒れていればロック状態、起こせばロック解除で蓋を開けることができる構造になっています。
フィクセルライトでは、蓋を閉じればレバーは勝手に倒れてロック状態になるので、意識してロックする必要がありませんでした。その点、ユニフリーズは蓋をロックする際はレバーを手動で倒す必要があるので、この点は手間になると感じました。
底面に滑り止めがない

ユニフリーズの底面は、四隅に出っ張りだけがある構造です。濡れたボートデッキ上などで使おうとすると滑ってしまいそうな感じがします。ちなみに、ユニフリーズのシリーズ中、TDは標準で滑り止めゴムが付いています。

フィクセルライトの場合は、標準で四隅にゴムの滑り止めが設定されているので、滑り止め効果はフィクセルライトの方が高いです。
ユニフリーズで滑り止め効果を高めたい場合は、滑り止めを別途購入して取り付けする必要があります。滑り止めはシマノの純正オプションとして販売されているので、サイズもピッタリになるように設定されています。
ユニフリーズに便利なアクセサリーとしてフィクセル用トレーを流用がオススメ
各メーカーのクーラーボックスには、快適に使用できるための追加できるアクセサリーが設定されていることがよくあります。シマノのクーラーボックスにも、「ショルダーベルト」「滑り止め」「トレー」などの様々なアクセサリーが設定されています。
ユニフリーズを使用するにあたって、追加するアクセサリーの中では釣った魚と食品や小物を分けることができる「トレー」がオススメです。
ユニフリーズにはフィクセル用トレーが流用できる

ユニフリーズにあると便利なオプションとしては、クーラーボックスの入り口付近に取り付けられるトレーがあると便利です。トレーは様々な使い方ができますが、特に保冷剤を入れておくのがオススメです。保冷剤が汚れずに済みますし、クーラーボックス内を上から効率的に冷やすことができます。
ユニフリーズ専用のトレーはアクセサリー設定されていませんが、フィクセルライトRS17Lに使っているフィクセル17L用トレーが流用できました。
フィクセル用トレーを流用する際の注意点

フィクセル用トレーをユニフリーズに流用する際に注意点があります。トレーはユニフリーズの内側に引っかかるサイズ感に収まっていますが、トレーを設置する位置は左右のどちらか端に寄せる様に取り付けする事をオススメします。
ユニフリーズの内側に凸凹形状が4箇所ほどあり、その凸凹にトレーが丁度良く乗ります。ですが、内側の中央よりなどの中途半端な位置に乗せるとトレーが傾いてしまいます。この点に注意すればトレーは問題なく使用できるので、ユニフリーズにトレーを使用したい際は参考にしてください。
トレーに入れるのに適した保冷剤

フィクセル用トレーの内側底面は約19cm×21cmのサイズ感になっています。このサイズ感に収まる保冷剤を使用すると、見た目もスッキリ収納できます。
私が愛用しているのがロゴスのハードタイプ保冷剤です、Mサイズもしくは600gサイズであればトレーの中に収まります。釣りに出かけると1日がかりになるので、長時間保冷タイプを選ぶのがおすすめです。

トレーに入れる保冷剤の向きを変えれば、ペットボトル1本程度であれば一緒に入れることもできます。ペットボトルに限らず、ちょっとした食品であれば、釣った魚と混ざることなくクーラーボックス内で一緒に保冷できるので非常に便利です。※食品が凍らない様に、保冷剤には小さなタオルや布を当てる様な工夫は必要だったりします。
>>関連記事:【2025年最新】長時間保冷が続く最強の保冷剤でソフトタイプとハードタイプおすすめ7選
追記:ユニフリーズにも適応できるアクセサリーで「クーラートレー」が追加

| 商品名 | 品番 | カラー | 外寸法(cm) |
| クーラートレー タイプA | NA-B20Y | ホワイト | 23.4×24.7×7.1 |
| フィクセル トレー 9L用 | CS-009J | ホワイト | 18.7×16.1×4.2 |
| フィクセル トレー 12L用 | CS-812N | ホワイト | 22.4×18.7×5.3 |
| フィクセル トレー 17L用 | CS-017J | ホワイト | 23.2×22.1×6.6 |
| フィクセル トレー 22L用 | CS-022J | ホワイト | 26.5×23.6×6.6 |
| スペーザ トレー 35L用 | CS-835M | ホワイト | 27.6×21.6×6.7 |
| スペーザ トレー 65L用 | NA-B65T | ホワイト | 30.5×29.7×8.2 |
| フリーガ トレー 20, 26L用 | CS-820L | ホワイト | 23.4×24.7×7.1 |
まとめ:【シマノ】最新クーラーボックスのユニフリーズをインプレ!フィクセルと比較解説

シマノの2025年最新クーラーボックスのユニフリーズを購入してみたインプレです。
気になる点は細かくあるものの、オカッパリで長い魚や大物を釣った時にキープするのに便利な印象のユニフリーズです。機密性UPで保冷力も抜群なので、夏の釣行にも大活躍間違いなしです。
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