2024パリオリンピックが開催されました。
オリンピック期間中の選手たちのパフォーマンスを支える為に、体を休める際の睡眠の質がとても重要になってきます。
その選手たちの睡眠をサポートする寝具として、東京オリンピックの選手村にも採用されている段ボールベッドがパリオリンピックの選手村でも採用されています。
東京オリンピック時でも話題となった段ボールベッドですが、
- 段ボールベッドって、どこのメーカー?
- 価格はいくらするの?
- 普通に使うことはできるの?
- どんな使い方がおすすめなの?
この様な疑問を持っている方が沢山いらっしゃると思いますが、結論としては次の通りです。
- オリンピック選手村にはエアウィーヴから寝具が提供
- 段ボールベッドの総額は最安でも約34万円
- エアウィーヴの様な高性能マットレスを併用する事で快適な睡眠ができる
- イベント時や避難所生活の様な中短期での使用がおすすめ
オリンピックで話題となった段ボールベッドについて、更に詳しく解説していきます。
オリンピック選手村で採用された段ボールベッドとマットレスのメーカーと価格
2021年の東京オリンピックでは、選手村に日本の寝具メーカー「エアウィーヴ」から段ボールベッドが提供されました。
2024年のパリオリンピックでも、エアウィーブから寝具が提供されるとなっています。
2021年の東京オリンピック時のエアウィーヴ公式のX(旧Twitter)の投稿はこちら。
多くの方からご質問いただく、「なぜ90cm幅なのか」ーー実はこんな理由があるんです🤭🛏 #Tokyo2020
あの「段ボールベッド」誕生舞台裏 耐荷重200kg、オリパラ選手たちに想い込めた工夫 | THE ANSWER https://t.co/BijOkwBgyP
— airweave (エアウィーヴ) 公式 (@airweave_) August 4, 2021
なお、エアウィーヴが提供するのはマットレスをはじめとるする寝具となっています。
エアウィーブは段ボール製のベッドフレームは販売していないので、東京オリンピック同様こちらについてはフランス国内のメーカーのものを採用していると考えられます。
エアウィーヴから2024年パリオリンピックに合わせたモデルが販売開始されており、パリオリンピック選手村に提供されているものとほぼ同じものと思われます。
実際に選手村に提供されているものは、公式サイトの公表内容中に詳細が記載されていませんが、販売開始されている2024年パリオリンピックモデルを少し改良したものを採用されていそうです。
一般販売されている2024年パリオリンピックモデルはこちらになります。
【マットレス】
シングル:280,500円(税込)〜
【掛け布団】
36,300円(税込)
【枕】
12,100円(税込)
段ボールベッドのベッドフレームは日本製でも8,000円〜36,000円ほどで購入できます。
選手村に提供されているベッド一式は、最低価格でみても約34万円程かかっている事になります。
実際にパリオリンピックの選手村に提供されているものは、更に質の良いものと思われるので、もっと上の価格になるでしょう。
段ボールベッドは普通に使えるのか?
段ボールベッドは、段ボールで作られたベッドフレームの耐荷重200kgの性能があるため、普通にベッドとして使う分には強度面は申し分ありません。
ただし、ベッドフレームを段ボールで作っている分、体の体重を分散するコイルスプリングの様なパーツがありません。
ベッドフレームの上で飛び跳ねたりして過度な衝撃が加わると、耐荷重をオーバーして破損する恐れもありますが、その様な使い方をしなければ問題ありません。
コイルスプリングが無いとなると、体重を分散させられなくなるので寝心地にも影響が出てしまうのですが、そこをカバーしてくれるのがエアウィーヴの様な高性能マットレスの出番となります。
段ボールのベッドフレームに高性能マットレスを組み合わせる事で、普通に使う際にも快適な睡眠が可能になります。
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段ボールベッドを使うおすすめシーンは?
段ボールベッドのベッドフレームには、主に次の様な特徴があります。
- 耐荷重が高い
- 段ボール製のため軽量
- 折りたたみ式で組み立てが簡単
- 段ボールのため、廃棄する際も簡単
この特量から、中短期に使用する事に向いているので、オリンピックの様なイベント時や、災害等が発生知った時の避難所生活時に使用する事に向いています。
ベッドフレームが段ボールということもあり湿気には弱いので、長期間の使用は好ましくないといえます。
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