泣き止まない赤ちゃん、子育て真っ盛りのパパ・ママの大きな悩みの種。
赤ちゃんのご機嫌をとる時、こんな話を聞いた事ありませんか?
「赤ちゃんがグズっても、クルマに乗せてドライブすると何故か泣き止む…」
多くの方も体験しており、都市伝説でも満更なさそうな話ですが、これにはちゃんとした根拠がありました。
何とクルマのエンジン音は胎内音に近い音で、それを聞いた赤ちゃんは安心するそうです。
それを検証・解析した自動車メーカーのホンダと、おもちゃメーカーのタカラトミーがタッグを組んだグッズが登場!
それが「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER(ホンダサウンドシッター)」というクルマの形をした「ぬいぐるみ」です。
クルマ好きのパパ・ママも虜にする、このグッズを解説していきます。
クルマのエンジン音は赤ちゃんが安心する胎内音とソックリ!?
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胎内音に近いのがホンダの「2代目NSX」のエンジン音
商品開発を進めていく中で着目したクルマのエンジン音の調査を進め、ホンダのクルマ約30台のエンジン音を録音。
解析していくと、スポーツタイプ「NSX」「インテグラTYPE-R」「S2000」「S600」「S800」のエンジン音が胎内音に近いことが判明。
意外と激しいエンジンサウンドのイメージがあるスポーツタイプのエンジン音が胎内音に近いと言うのが驚きですが、これらの車種のエンジン音には低音が多く含まれていて周波数が胎内音に近いため。
そして最も胎内音に近かったのが「2代目NSX」のエンジン音で、この音を元に商品開発を進めることになりました。
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商品化したのはS600クーペの形をした「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」
実際にエンジンサウンドを再現した音を出す商品となったのは、エンジン音のベースとなった「NSX」ではなく「S600クーペ」の形に決まりました。
何故「NSX」の形にしなかったのか?これにもシッカリとした理由があります。
子供が手にとる玩具(オモチャ)には、機械的安全性・可燃安全性・化学的安全性を検査する「ST(Safety Toy)基準)」と、0歳からの乳幼児向け商品には「ASTM F963」という厳しい安全基準があります。
- 赤ちゃんが舐めても大丈夫な安全性
- 叩いたり引っ張ったりしても大丈夫な形状と堅牢性
- 赤ちゃんが気持ちよく使える手触り
- 汚れても洗って清潔に保てる衛生面
これらの条件を満たし、そして「より親しみをもてるデザイン」としてホンダとタカラトミーが検証した結果、ホンダの「S600クーペ」のデザインが採用されて、何とも可愛らしい商品「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」が誕生しました。
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