2023年に登場した軽さと強さを兼ね備えたダイワのハイエンドリール「エアリティ」。
2024年の新商品として、このエアリティに新たな3種類が追加。
これら3種類は、万人向けに汎用性を高めたリールの概念を取っ払って、超軽量タイプ、回転フィール追求タイプ、その両方を掛け合わせた、かなり極端なモデル。
選ばれしエキスパートのみぞ使い切れるといった異端のエアリティ、内容が気になりましたら是非チェックしてみてください。
エアリティ追加モデルは3種類
2024年にエアリティに追加されたのは3モデルで、それぞれコンセプトが違うスペシャル仕様。
- 汎用性を犠牲にしてまで軽量化・操作性を重視したSF
- マグシールドを捨ててオイル仕様BBで回転性能を極限まで突き詰めたST
- SFとSTを掛け合わせた超特化仕様のSF ST
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エアリティSF
SF(スーパーフィネス)を突き詰めた超軽量モデル。
ボディサイズのコンパクト化、内部部品の小型化と、細かく仕様を見直すことで軽量化を実現。
最低限の強度を確保しつつ、無駄な贅肉を徹底的に削ぎ落として、2500番比較で135gというダイワ史上最軽量のリールとなった。
強度を犠牲にした事で様々な魚種に対応することが弱くなってしまいましたが、フィネスに特化させる分「無茶しなければ大丈夫!」といった割り切り感全押しの仕様に。
最大ドラグ力も3kgへ落としたが、その分細かなドラグ調整幅も広がり、SF仕様に相応しい仕上がりになった。
超軽量化で操作性の向上もさることながら、キャスト時のスイングスピードも上がるので飛距離アップにも貢献している。
エアリティST
殆どのリールは、長期使用での耐久性を重視するためにベアリングにグリスを使用しています。
STでは、このベアリングをグリス仕様からオイル仕様に変更し、ベアリングのレスポンスアップを図っている。
更には、ダイワの防水機構の目玉とも言えるマグシールドに使われているマグオイルの抵抗にも目をつけ、防水性を犠牲にしてまで極限に回転性能を突き詰めています。
まさにST(センシティブチューン)とも言うべき、巻きの軽さとダイレクト感を突き詰めたレーシングな仕様。
エアリティST SF
超軽量に特化したのがSFなら、超回転性能に特化したのがST。
それに飽き足らず、軽量と回転性能に特化した2つのグレードを掛け合わせた欲張り仕様の超特化型とも言うべきST SF。
汎用性も耐久性も捨て去って、とことん極上の使用感を突き詰めたエキスパート専用とも言うべきピーキーな仕上がり。
エアリティ追加モデルは全11種類をラインナップ
追加された3モデルは、SFが5種類、STが2種類、ST SFが5種類の、全11種類をラインナップ。
番手は1000〜2500番と、キャラクターに合わせた小型番手に絞り込んでいる。
【エアリティSF 番手スペック表】
品番 | 自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ギア比 | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ベアリング数 BB/ローラー |
SF1000S-P | 130 | 3 | 4.6 | 57 | 10/1 |
SF2000SS-H | 130 | 3 | 5.7 | 74 | 10/1 |
SF2000SS-P | 130 | 3 | 4.6 | 60 | 10/1 |
SF2500SS | 135 | 3 | 5 | 70 | 10/1 |
SF2500SS-H-QD | 135 | 3 | 5.7 | 80 | 10/1 |
【エアリティST 番手スペック表】
品番 | 自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ギア比 | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ベアリング数 BB/ローラー |
ST LT2500S-P | 145 | 5 | 4.9 | 64 | 10/1 |
ST LT2500S-XH-QD | 150 | 5 | 6.2 | 87 | 10/1 |
【エアリティST SF 番手スペック表】
品番 | 自重 (g) |
最大ドラグ力 (kg) |
ギア比 | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) |
ベアリング数 BB/ローラー |
ST SF1000S-P | 130 | 3 | 4.6 | 57 | 10/1 |
ST SF2000SS-P | 130 | 3 | 4.6 | 60 | 10/1 |
ST SF2000SS-H | 130 | 3 | 5.7 | 74 | 10/1 |
ST SF2500SS-H-QD | 135 | 3 | 5.7 | 80 | 10/1 |
エアリティ追加モデルの発売時期と値段
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