アークテリクスの化繊インサレーションウエアである「アトム」シリーズと「プロトン」シリーズ。
同じように中綿を使っているアイテムなので、どちらを選べば良いか分からない方が多いのではないでしょうか。
どっちも似たようなアイテムだけど、何が違うの?
アトムとプロトンの使い分けで悩まれている方は、次のような考え方で問題ないです。
アトム → 脱ぎ着も想定し、行動着から街着ファッションまで幅広く対応
プロトン → 常に着続ける行動着として
アトムとプロトンとの違いと使い分けについて解説していきます。
どちらを選べば良いか分からない方の参考になりますので、是非チェックしてみてください。
アトムとプロトンの違い
アトムとプロトンは、どちらもアークテリクスの代表的な化繊中綿を使用したインサレーションシリーズです。
どちらもアークテリクス独自の化繊中綿コアロフトを使った保温性のあるアイテムです。
アトムとプロトンでは、使われている生地と中綿の量に違いがあります。
アトムとプロトンには、それぞれグレードがあり、それぞれで中間的な位置となるアトムフーディとプロトンフーディで比較していきます。
【アトムフーディとプロトンフーディでの比較】
アトム | プロトン | |
中綿 | コアロフト™ コンパクト 60 | コアロフト™ コンパクト 80 コアロフト™ コンパクト 60 |
生地 | Tyono™ 20 | Fortius™ Air 20 |
重量 | 370g | 400g |
ポケット | 隠しジッパー付きハンドポケット 2 つ ジップ付きインナー胸ポケット |
ジップ付き胸ポケット ジッパー付きハンドポケット 2 つ |
中綿の使い方も若干違うのですが、違いの決め手となるのが生地の特性による違いです。
Tyono(アトム) → 防風性と軽量性
Fortius(プロトン) → 通気性と耐久性
生地の性格が対照的となっていますので、これでアトムとプロトンとの使い分けの差別化を図れる基準になります。
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アトム
アークテリクスのアイテムでも圧倒的な人気を誇るアトムシリーズ。
生地には薄くても防風性と軽量性のあるTyono20、化繊中綿にはコアロフトコンパクト60を使用。
サイドには通気性の高いストレッチフリースが使われており、運動時に暑くなり過ぎた際には効率的に熱を排出してくれる。
運動性と保温性のバランスが良く、丸めてコンパクトに収納することができる為、様々な用途に使えて汎用性が高い。
単体でのライトアウター的な使い方から中間着としても使える。
プロトン
アトムと同じく化繊中綿のコアロフトが使われている保温着。
部位によって厚みの違うコアロフトを使い分けて、保温性と通気性を両立している。
生地には通気性と耐久性が高いFortiu Air 20を使い、激しい運動で生じた熱気を効率的に排出できる。
保温しながらもオーバーヒートしにくく、行動着としての使い方に適しています。
また、外観上では左胸部にポケットがあるのも特徴です。
アトムとプロトンの使い分け
これらの特徴を踏まえて、アトムとプロトンをどのように使い分ければ良いのでしょうか。
アトムとプロトンの特徴をまとめると、次のようになります。
アトム
- ダウンに近い使い方で、行動中でも停滞中でも保温力をキープし易い
- 防風性もある為、街着としてのライトアウターにも適している
- コンパクトにまとめる事もでき、脱ぎ着して調整も考慮
保温性を重視したアウター的な使い方がメインだね。
プロトン
- 保温力がありながら通気性も高い為、運動量が多くても体がオーバヒートし難いのが特徴
- 低温下でアクティブに行動し、常に着用し続ける行動着に適している
脱ぎ着しない使い方向けですね。
まとめ:アークテリクスのアトムとプロトンを比較解説
アトムシリーズとプロトンシリーズを比較解説していきました。
同じ中綿を使用したアイテムですが、素材や用途を見比べてみると、使うシーンにかなり違いがあることがわかりますね。
アトム → 脱ぎ着も想定し、行動着から街着ファッションまで幅広く対応
プロトン → 常に着続ける行動着として
多くの方には汎用性の高いアトムの方が向いているかと思いますが、アトムでは暑くなり過ぎるという方はプロトンですね。
ご自分のスタイルに合う方を選んで、快適に過ごせるようにチョイスしてみてください。
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