楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」に乗り換えるデメリットとメリットを簡単解説

格安SIMでサービスを提供する楽天モバイルから、ついに期待の家族割が始まります。その名も「最強家族プログラム」。学割といった特別な割引を設定せず、使った量だけ月額料金を支払う「Rakuten最強プラン」のワンプランのみで突き進んできました。

その楽天モバイルが割引プランを開始したことで、どれだけユーザーにメリットが得られるのか？デメリットはあるのか？

楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」について詳しく解説していきます。

この記事でわかること

楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」は2024年2月21日（水）から開始

「最強家族プログラム」は、2024年2月21日（水）からサービスが開始されます。これから新生活に向けて準備で忙しくなる時期でもあります。現在ご加入のスマホのプランを見直すのにも丁度良いタイミングです。

「最強家族プログラム」は契約した家族が、利用したデータ通信量に応じて月額料金が決まる「Rakuten最強プラン」に割引が適応されるサービスです。

ここで気をつけなければならない点が、音声通話サービス込みの「Rakuten最強プラン」が対象であり、データ通信のみの「Rakuten最強プラン（データプラン）」は対象外という点です。

楽天モバイルを利用している一部のユーザーからは、通信速度の遅さや不安定さといった声が聞こえてきます。これは楽天回線のエリアが狭く、電波が繋がりにくい場所がある為に影響しています。通信速度や不安定さについてデメリットがあると感じている利用者が少なからずいます。

これらのデメリットについては、楽天モバイルは通信環境の改善を進めて不満点を解消しています。最新の通信技術である5Gサービスを取り入れることで、従来と比較して通信速度は大幅に改善されています。

そして衛星通信を利用した「最強衛星サービス」の取り組みを進めており、地上の衛生基地局からの電波が届きにくい山岳地帯や離島などへも安定して電波を届けられるようになります。

「最強家族プログラム」では、家族割として適応されるユーザー全てに110円（税込）の割引を受けます。

複雑な条件はなく、同一名字の家族であれば、「Rakuten最強プラン」を毎月110円割引で利用することができます。

月額料金で、標準の「Rakuten最強プラン」の場合と、それから「最強家族プログラム」を適応した比較が次の通りです。

特に3GBまで使わなかった場合は、月額料金が1,000円にもならなくなるので、割引のインパクトが大きくなりますね。

データ無制限通信のサービスを提供しているところは、主にdocomo・au・SoftBankの大手キャリア3社と格安SIMでは楽天モバイルになります。

厳密に言うと、一定量のデータ使用量を超過した際に速度制限の下で実質無制限、の様なプランの格安SIMもたくさんありますが、仕組みが複雑なので今回は割愛します。

各社それぞれのデータ無制限プランと家族割等の割引サービス適応後の月額料金を比較しても、楽天モバイルが圧倒的に低価格で利用できます。

通信速度は、どれも基本的に高速データ通信です。