釣り人にとて、魚を釣る事もそうですが、釣った魚を捌いて食べるのも楽しみの一つですよね。
釣った魚を捌く時に厄介なのが、鋭く尖ったヒレの処理。
ヒレが残っていると、捌いている時に手に刺さったり切ったりして危ないし、そもそも食べられないから邪魔なだけ。
このヒレを切り落とすにしても、魚によってはヒレ骨が太くて硬いので、簡単に切り落とすには苦労します。
普通のキッチンバサミだと中々切れず、指が痛くなるし、切り落とすのに時間もかかるし、処理するだけでも大変です。
そんなヒレを切り落とすのに使いやすそうなハサミを探していた所、SML-200という万能ハサミを知って購入していみました。
これを使って魚のヒレを切り落としてみた所、とても簡単に切り落とす事もできて、指も痛くならずに、魚を捌くのが楽になりました。
そんな切れ味抜群の万能ハサミSML-200をレビューします。
SK11の万能ロングハサミSML-200はどんなハサミ?
SML-200という万能ハサミは、藤原産業株式会社の大工道具用の万能ハサミです。
魚を切ったり捌いたりする用途のハサミではないのですが、硬いものを切る剪断力と高い耐久性を持ったハサミです。
ハサミの刃も様々なタイプのものがラインナップされていますが、その中で刃の長いロングタイプのハサミを選びました。
抜群の切れ味と長い刃で、魚のヒレ骨やエラなどのカットにも使いやすそうなのが選んだポイントです。
魚の硬い背びれも切れるSK11の万能ロングハサミSML-200インプレ
魚の硬いヒレ骨も簡単に切れる
このハサミの特徴として、刃の切り面がギザギザの形状になっていることです。
このお陰で、硬い物も簡単に切り落とすことができる訳ですね。
早速、このSML-200を使って、釣ってきたクロダイ(チヌ)のヒレをカットしてみます。
クロダイも40cmを超える魚体となるとヒレ骨が太くなって、普通のキッチンハサミ等でも一発で切り落とすのが難しくなってきます。
今回は運良く50cmのクロダイを釣ることができたので、よりヒレ骨の太くなっている魚体で試すことができてちょうど良かったです。
まずは胸ヒレと腹ヒレを切り落としてみました。
普通のキッチンバサミだと両手を使って何度も力を入れないと中々切れないのですが、SML-200だと片手で一発で切ることができました。
ある程度の力は必要になりますが、切れ味は格段に違いを感じました。
背ヒレの部分もカット。
頭側にいくほどヒレ骨も太くて切りにくくなるのですが、頭側の太いヒレ骨もほぼ一発で切ることができました。
そして写真はありませんが、一番苦労したのが尻ヒレ。
ここがヒレ骨で一番太いので、50cmの魚体ともあり、SML-200でも片手一発では切ることができませんでした。
ですが、両手で数回力を加えると、ちゃんと切ることができました。
普通のキッチンバサミでは、この尻ヒレが硬過ぎて中々切れずに数分格闘する事もあるのですが、SML-200だと10数秒くらいで切り落とすことができました。
頑丈な作りで耐久性が高い
SML-200を使う前は、普通のキッチンバサミも使ってましたが、知人に「100均で売ってる剪定ハサミも使えるよ!」って事で、コチラを使ってました。
普通のキッチンバサミよりは力も入れやすくて確かに少しは使いやすかったのですが、使っていくうちに色々問題も見えてきました。
ハサミの刃も短いので、硬いものをカットするのには力が入れやすかったのですが、キッチンバサミと比べても気持ち切りやすくなった程度でした。
そして使っていくうちに、強度が弱いせいで止金部分が破損してしまいました。
本来の想定外の使い方をしたせいもあるでしょうが、ちょっと心元なさすぎですね。
100均なので、壊れても気軽に買い直せるのはありがたいのですが、信用性がなくなりました。
その点、SML-200は刃同士の止金部分もかなり頑丈に作られてます。
元々、大工道具用としてのハサミという事もあって、ヘビーな使い方も考慮されてるとあって、耐久性も高そうで安心感が抜群です。
グリップタイプで力が入りやすい
普通のキッチンバサミや、この100均の剪定ハサミもそうですが、持ち手の穴になっているところに指を通して切る使い方です。
柔らかい物や薄い物など、簡単に切れる物なら良いのですが、魚のヒレ骨の様な硬い物を切る時には、指が通した穴の色んな所に干渉してしまいます。
力も入れにくいし、穴の中で指が干渉している部分が痛くなって、硬い物を着るにはとても不便でした。
その点、このSML-200だと持ち手はグリップタイプになっているので、思いっきり力を加えても指が干渉する所もないので、硬い物を切るにはとても適していました。
スポンサーリンク
SK11の万能ロングハサミSML-200のイマイチな点(デメリット)
SML-200を使っていて、デメリットと感じている部分が殆どないと感じているのが正直なところです。
あえて取り上げてみるなら、普通のキッチンバサミよりも重量が少し重いので、少しでも軽いハサミを使いたい人には向かないかもしれません。
また、ハサミの刃はステンレス製で錆びにくくはなっていますが、流石に魚の滑りや潮っ気が残っていたりすると錆びることがあると思います。
使った後は、しっかりと洗って乾燥させましょう。
スポンサーリンク
SK11の万能ロングハサミSML-200の口コミ評判
SML-200の口コミ評判を調べてみました。
ネット通販の利用率が高い楽天市場とAmazonでの口コミ評判です。
どちらでも星4以上の非常に高い評判で、このハサミの人気が伺えました。
楽天市場の口コミ評判
Amazonの口コミ評判
5 間違いない2024年8月27日に日本でレビュー済み
釣りで利用していますが、魚のヒレや硬い背骨まで一発できれます。
ステンレスで錆にもつよく、非常にコスパのいい商品だと思います。
5 釣り具です。2024年7月24日に日本でレビュー済み
殻を割る
骨を断ち切る
ヒレを切り離すどれをとっても使い勝手が良いです。
4 海釣りだと軸が少し錆びます2024年8月19日に日本でレビュー済み
海釣りでの糸や餌のカットや締め用に購入。
以前は100均のキッチンバサミを使ってましたがこれはすごいですね。
価格は14倍ですが値打ちは100倍です。作業効率が全然違いますね。
切れ味が良い、フレームが歪まない、刃が滑らない、固いものも切れる。
バネで開く。…1日目までは。やはりステンレスとは言え海水で濡れることは想定外なのでしょう。
軸を中心に茶色く錆びてしまい動きがかなり固くなってしまいました。
もうバネでは開かないので薬指と小指の2本で頑張って開けてます。
チョキチョキと連続で切るときはかなり辛いです。もともと海水で濡れるための商品でなく
勝手に海で使って錆びさせた自分が悪いのですが、錆びに強い!のフレーズに惹かれて買ったのもまた事実。悲しい。
しかし物はめちゃくちゃ良いので作業箱やデスクに一本置いとくにはかなりおすすめです。
スポンサーリンク
コメント